こちらでは、金属加工業界でよく使用される用語について解説しております。
何かご不明な用語がありましたら、以下をご参考ください。
あ行
異形鉄筋
リブまたは節などの表面突起を有する棒鋼で、フックまたはスパイラル筋に使用します。JIS G3112に規定する熱間圧延異形棒鋼、または、これと同等の品質・形状を有する鉄筋をいいます。
か行
外部拘束応力
新しく打ち込まれたコンクリートブロックの自由な熱変形が、外部からの拘束力に対して生じさせる応力。
型枠
コンクリートを打ち込んで、所定の形にするために、木材または金属で組み立てる仮設の枠。コンクリートの打ち込み後、硬化するまでコンクリートを保護する役目をします。
基礎工
構造物の基礎のこと。
クリープ
持続荷重によって、コンクリートに生じる経時的塑性変形のこと。
鋼材
鉄を主成分とした構造用炭素鋼の総称。鉄筋コンクリート用棒鋼、PC鋼材、形鋼、鋼板などが含まれます。
骨材
モルタルやコンクリートを造るための、セメントや水と練り混ぜる砂、砂利、砕砂、砕石、その他これらに類似の材料のこと。川・山産の砂利・砂などといった天然骨材と、砕砂・砕石・高炉スラグ骨材・人工軽量骨材などの人口骨材があります。
コンクリート
セメントや水、細骨材、粗骨材および必要に応じて加える混和材料を構成材料とし、これらを練り混ぜるなどの方法によって一体化したもの。
さ行
スターラップ(あばら筋)
鉄筋コンクリートの部材が、斜めひび割れの発生によって壊れないように補強するための鉄筋。せん断補強筋のこと。
スラブ
建物や橋梁の床板など、コンクリート系の水平に設置される板のこと。主にこの面の直角方向に作用する力(面外力)を曲げ抵抗で負担します。壁は鉛直方向に設置され、面の軸方向に作用する圧縮力やせん断力(面内力)に抵抗します。
設計基準強度
コンクリート強度の特性値で、設計において基準とされる強度。一般に、材齢28日における圧縮強度を基準とします。
た行
鉄筋
コンクリートに埋め込み、コンクリートを補強するために用いる棒鋼のこと。
鉄筋コンクリート
鉄筋で補強されたコンクリートのことをいい、外力に対して鉄筋とコンクリートが一体となって働くもの。
な行
内部拘束応力
コンクリート断面内の温度差から発生する、内部拘束作用による応力。
は行
配筋
コンクリートの中へ鉄筋を配置すること。
配合強度
コンクリートの配合を定める際に目標とする強度。
梁
垂直材である柱に対して、水平またはそれに近い位置に置かれた構造部材。材軸に対して斜め、または直角な荷重を受け、曲げが生じます。
プレストレス
荷重作用によって断面に生じる応力を打ち消すために、あらかじめ計画的にコンクリートに与える応力のこと。
PC鋼材
プレストレスを与えるために用いる高強度の鋼材で、PC鋼線、PC鋼より線、PC鋼棒があります。
ひび割れ抵抗性
コンクリートに求められる、ひび割れの発生に対する抵抗性のこと。
品質管理
使用の目的に合ったコンクリート構造物を経済的に造るために、工事のあらゆる段階で行う効果的かつ組織的な技術活動のこと。
普通丸鋼
リブまたは節などの表面突起を有しない円断面の棒鋼のこと。JIS G3112に規定する熱問圧延棒鋼、または、これと同等の品質・形状を有する鉄筋をいいます。
ま行
ミルシート
鉄鋼製品や生コンの強度、寸法などの品質が記入された、製造者が購入者に提出するシートのこと。
わ行
割増し係数
配合強度を定める際に、品質のばらつきを考慮して、設計基準強度に乗じる係数。